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2007年05月31日

バイオ燃料など、5分野の技術の開発・普及策を検討 「次世代自動車・燃料イニシアティブ」

バイオエタノールなど、現在叫ばれているバイオ燃料っていうのは、材料の農作物そのものを原料としていますけど、もともとバイオ燃料という発想は、サトウキビなどで糖分を絞りきった後の捨てる部分など、食料にならない農産廃棄物をエネルギーとして再利用したのがもともとだったんですねー。

でも今は、農産物そのものを燃料にしているわけですから、馬鹿な話しだと思います。

ジャンジャントウモロコシなどの農産物を栽培し、利用できる所を利用しきった廃棄分をバイオエタノールなどに変える事が出来るのなら、作物が高騰するばかりか、値下がると思うのですがねー、単純に考えた場合ですね。

でも、そんなことしてたら、需要に対応しきれないからそのまま使っちゃうっていうのは、どーも腑に落ちませんよね?


■バイオエタノール ニュース■

バイオ燃料など、5分野の技術の開発・普及策を検討 「次世代自動車・燃料イニシアティブ」


 資源エネルギー庁は2007年5月28日、「次世代自動車・燃料イニシアティブ」を公表した。
 この「次世代自動車・燃料イニシアティブ」は、2030年をめざし、「運輸部門の石油依存度を80%まで低減し」、「エネルギー効率を現状から30%改善する」という2つの数値目標(注1)の実現手段を明らかにすることを目的とした文書。具体的な実現手段として「次世代バッテリー」、「クリーンディーゼル」、「水素・燃料電池」、「バイオ燃料」、「ITを活用した世界一優しいクルマ社会構想」の5分野の技術について、開発・普及に必要な具体策とその課題を提示している。
 このうち、急速に注目を集めるようになったバイオ燃料については、二酸化炭素削減というプラス面がある一方、穀物価格の高騰、生物多様性への影響、生産国が限定的(注2)で安定供給面に課題が残ることなど、マイナス面もあることを指摘。
 導入にあたっては、ライフサイクルでの二酸化炭素の排出削減効果、食糧との競合回避などの点で優れている国産のセルロース系エタノール(注3)に重点を置き、これらを国内の技術開発の進展状況にあわせ、段階的に導入していく必要があることを示している。【資源エネルギー庁】

(注1)原油価格の高騰や温暖化防止などの課題に応えたエネルギー安全保障強化策の方向性を示した、「新・国家エネルギー戦略(06年5月)」で示されていた目標。
(注2)現状では、日本の供給源として有望なのはブラジルだけという見方が多い。またバイオエタノールはガソリンと混合して利用することが想定されるため、いったんバイオエタノールを大量に混合する装置構成をとった後で、エタノールに供給途絶が生じた場合には、この装置によるガソリン生産自体が困難になることも考えられる。
(注3)安倍首相は、地球環境、地域活性化、農業支援の観点から、国産バイオ燃料の利用を重視し、その生産拡大に取り組むことを06年11月に関係府省に指示した。この指示を受け、07年2月に国産バイオ燃料の大幅生産拡大に向けた工程表がまとめられ、安倍首相に報告されている。

EICネット - 2007年5月29日
ニックネーム バイオエタノール at 13:30| 日記

2007年05月23日

バイオガソリン

アメリカ アイオワ州立大学の研究試算によると、石油価格が高騰した場合、米国の急激なバイオエタノール増産で、向こう5年以内に米国内で生産するトウモロコシの半分が燃料に向けられ、不作が重なると輸出量は最高で6割強落ち込む可能性があるということです。これにより、トウモロコシそのものばかりではなく、小麦や大豆、食肉価格にも波及が避けられない見通しだそうです。

石油は気候に左右されないので、安定供給が出来ますが、バイオエタノールの場合、まともに気候の影響を受け、その弊害は我々の生活のほとんどに影響が出てきます。

これって、消費物価が将来すべてにおいてものすごく上昇する事の暗示ですよね。余剰分の作物をバイオエタノールに活用するのはもちろん賛成ですが、そのものが目的になってしまうと、我々は生活できなくなってしまいますよ。全て高騰し、または食料が安易に手に入らないというような状況に陥らなければ良いのですが…。

■ バイオエタノール ニュース■

石油製品卸価格、来月2円値上げ 連盟会長見通し

 石油連盟の渡文明会長(新日本石油会長)は二十一日の会見で、五月の原油調達コストに関して「原油高と為替の円安などで、四月に比べて一リットル当たり二円程度アップしている」と述べ、石油元売り各社の六月分の石油製品卸価格が前月比二円以上の値上げになるとの見通しを示した。

 ガソリンなど石油製品の小売価格は、石油元売り各社が五月分の石油製品卸価格を前月比五−六円値上げしたことにより大きく値上がりした。卸価格がさらに上がれば、市民生活への影響もさらに増すことになる。

 一方、清酒、焼酎大手のオエノンホールディングス(東京)が、苫小牧でバイオエタノール製造を計画していることについて、渡会長は「価格と品質に問題がなければ、(石油連盟が販売している)バイオガソリンの原料として全量を購入する」と語った。

(北海道新聞 - 2007年5月21日)
ニックネーム バイオエタノール at 10:28| 日記

2007年05月16日

バイオエタノール燃料3%混合冬場も快走、ガソリン並み

バイオエタノールは、燃やしても植物が成長時に取り込んだ二酸化炭素を大気中に戻すだけと考えられているので、環境負荷が少ないということで、注目されているんですね。間違って欲しくないのは、バイオエタノールだって二酸化炭素を排出するのですよ。

日本政府は2030年には国内ガソリン消費量の10%をバイオエタノールでまかなおうとしているのです。

環境省は「E3ガソリン」の普及を目指しているし、石油業界はエタノールと他の石油製品を合成したETBEを7%ガソリンに混ぜると主張しているんですね。なにかきっと裏があるのでないかと懐疑的です。

ちなみに、「E3ガソリン」はどんな物かというと、ガソリンにエタノールをそのまま3%混ぜたものなんですね。多分「エタノール Ethanol」の「E」、3%混ぜるから「3」、で「E3」なんじゃないかな?

 ■バイオエタノール ニュース■
バイオ燃料3%混合冬場も快走、ガソリン並み/とかち財団が自動車走行試験【北海道】

 十勝圏振興機構(とかち財団)はこのほど、この冬に実施したバイオエタノールを3%直接混合したガソリン(E3)を使った自動車走行試験の結果をまとめた。一般市民などの18台がモニター参加した厳冬期の調査で、始動性や加速性にガソリンとの違いは少なく「問題なく使用できる燃料」(機構)と確認できた。機構は今年度、混合比率を10%に上げたE10の技術開発にも着手し、バイオエタノールの実用化を先導していく方針だ。

 走行試験は、道開発局帯広開発建設部の事業で昨年12月8日〜今年2月26日に実施。一般公募の市民と事業所の自動車18台にE3を給油し、走行するごとに距離や始動性、加速性などを記録した。エタノールは、機構が規格外小麦やてん菜を原料として製造したものを使用した。

 調査は記録の通算回答数を集計。ガソリンと比較した始動性は「変わらない」が98.4%に対して、「悪い」が1.6%。加速性は「良い」が9.9%、「同じ」が88.7%、「悪い」が1.4%。気温が低くなる時期には加速性が低下する傾向があったが、全体として大きな差はなかった。

 機構は「ガソリンと遜色(そんしょく)なく使用できることが確認できた。普及のためには、税制の優遇措置などの制度的な支援が欠かせない」と話す。

 今年度、機構は環境省の事業で、E10を使用した自動車の研究に取り組む。自動車メーカーがE10対応車を開発している実績はあるが、同省の事業でE10を使用した研究開発に取り組むのは国内初となる。

 このほか同省の今年度事業では、大阪府環境農林水産総合研究所が、E10を燃料にした自動車の排気ガスや乗り心地などの実証試験をする。現在の法令ではE10を使用した自動車は公道を走れないが、研究所では許可を得て、公道での走行試験を目指す。

(日本農業新聞 - 2007年5月14日)
ニックネーム バイオエタノール at 00:00| Comment(0) | 日記